家族の健康物語
-30年後の自分と家族-

自分と家族の30年後…
想像したことがありますか?

家族の健康物語とは?
自分や家族の30年後がどんな風になっているのか…想像したことがありますか?
子どもたちも独立して、悠々自適の生活をおくっているーそんな明るい未来を描いているかたも多いことと思います。
でも、そんな明るい未来を阻害する要因が、現在のあなたの生活に潜んでいるとしたらどうでしょうか?

日本人の死因のほとんどを占めるがん・心筋梗塞・脳卒中などの生活習慣病。生活習慣病のリスクは加齢によって高まるので、誰もが逃れられるわけではありません。でも、良くない生活習慣を改善することで、少しでも生活習慣病のリスクが下げられるとしたら…自分や家族のために、<元気に長生きして、楽しく暮らす=「健康物語」>をデザインしてみませんか?

人間の一生

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家族の生活習慣チェック!さっそく診断する 家族の生活習慣チェック!さっそく診断する

知っていますか? 健康寿命のこと。

日本人の平均寿命と健康寿命の差、どのくらいあるか知っていますか?健康寿命とは、病気などの健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。

答え:男性で約9年、女性で約12年。

一生のうち「不健康な期間」が約10年もあるのです。この10年もの間、病院で治療を受けたり、寝たきりになったり…と、不自由な生活が続くことになります。せっかくの長寿社会=日本。ただ長生きするだけでなく、楽しく元気に人生をまっとうしたいですよね。
では、健康寿命を延ばすためには、どうしたらいいのでしょうか?

男性:9.13年 女性:12.68年 厚生労働省「健康日本21(第2次)の推進に関する資料」 健康寿命をのばして、この差を縮めましょう。 男性:9.13年 女性:12.68年 厚生労働省「健康日本21(第2次)の推進に関する資料」 健康寿命をのばして、この差を縮めましょう。

長い間のよくない生活習慣の積み重ねが、不「健康物語」を引き起こす?!
あなたの家族は大丈夫?

喫煙、多量飲酒、運動不足、偏った食生活…などの良くない生活習慣が積み重なることによって、いつの間にか肥満やメタボの状態に陥る可能性が高くなります。
仕事や育児に忙しい毎日を過ごしていた子育て世代も、40-50代を迎えた頃、健診や人間ドックで高血圧や高血糖、脂質異常(コレステロールや中性脂肪の異常)が指摘されるーという経験を持つ人も少なくないのではないでしょうか。
そんな体の悲鳴を放っておくと、知らないうちに、生活習慣病の入り口=血管が硬くなり(動脈硬化の状態)、がんや心筋梗塞、脳卒中…に近づいていきます。
でも!生活習慣病の原因が、長年の良くない生活習慣の積み重ねだとしたら…良い生活習慣を積み重ねることで、リスクを減らすことができるのです!

●生活習慣病への道のり 生活習慣の乱れ→加齢→命の終点(平均寿命) ●生活習慣病への道のり 生活習慣の乱れ→加齢→命の終点(平均寿命)

WHO(世界保健機関)でも、日本でいう「生活習慣病」とほぼ同じ意味でNCD(非感染性疾患)という言葉を使っています。生活習慣の改善で「予防可能」なのです!

WHOの定義:不健康な食事や運動不足、喫煙、過度の飲酒などの原因が共通しており、生活習慣の改善により予防可能な疾患をまとめて「非感染性疾患(NCD)」狭義では、がん・糖尿病・循環器疾患・慢性呼吸器疾患が含まれる。

  • 喫煙本数別肺がん死亡リスク喫煙本数別肺がん死亡リスク

    ※厚生労働省「喫煙の健康影響について」より
    (非喫煙者を1とした時の喫煙者の危険度)

  • がんの原因がんの原因

    *厚生労働省「平成22年人口動態統計」より